私の株式投資スタイルの変遷

私は、社会人になって少し経った2003年頃から株式投資を始めました。

今年で投資歴20年です。

 

株式投資を始めた頃は、ちょうどライブドアがプロ野球球団の近鉄を買収を発表したり、楽天や村上ファンド、サイバーエージェントがヒルズ族の代表として注目を浴びていた時期でした。

 

また、ケネディクスやダヴィンチ・アドバイザーズ、パシフィック・マネジメント等といった不動産投資顧問業の会社の株価が大きく上げていた時期で、私もそれらの株を買って、1日営業周りをして夕方株価をチェックすると、1日で20-30万円の含み益が出るといった感じでした。

 

もともと父親が野村証券に務めていたこともあり、父親が大学時代にE-TRADE証券(現在のSBI証券)で自分名義の口座を作ってくれていて、株式投資は身近な存在だったのですが、自分で株を売り買いすることは、社会人になってから始めました。

 

今考えると、E-TRADE証券が日本でインターネット取引を始めたのは、1999年とのことなので、当時ネットで株式投資をするということが一般的ではなかった時代に、口座を開設してくれていた父親は、業界にいたこともあり、アンテナが鋭い人だったんだなと感心します。

 

そうして、その口座を利用して社会人になって株式投資を始めたものの、売買する銘柄は「今こういう株が勢いあるぞ」と父親から聞いた話とか、父親が買った銘柄を真似したりというレベルで深く分析をして購入するといった感じではありませんでした。

 

その後、2006年にホリエモンが逮捕されて株価が急落したライブドアショックとか、2008年のリーマンショック等でたまっていた含み益はなくなってしまい、振り出しに戻ってしまいました。

 

2008年からは海外にいたこともあり、株式投資はお休みしており、その後、日本帰国後の2012年からはアベノミクスで上昇が始まっていましたが、その頃は私生活でいろいろあり、株式投資をする余裕資金がなく傍観という感じでした。

 

2012年から再開出来ていれば、アベノミクスの恩恵にあずかることも出来たのではないかと今となっては思いますが、当時は時代を先取りしたリスキリング期間だったことやその後の転職した会社での新しい業務に精一杯だったので、仕方がなかったと思うしかありません。

 

結局、株式投資を再開したのは、2015年頃からで、その頃は、丁度子供ができた時期だったので、優待目的でサンリオや味の素を買ったり、自転車のあさひを買ったりしてました。

 

当時は株主優待に目がくらみ、優待目的の銘柄選びをしてしまいましたが、振り返ってみると、優待で得る利益とは比較にならないぐらいの損切りをしたものばかりでした。

 

2020年のコロナショック後の上昇相場でもグロース株に目がくらんでしまい、エムスリーやメドピア、IRホールディングス、Enjin等に手を出してしまい大火傷をしました。。。。

 

そして、今は高配当株を中心にしたポートフォリオになっています。

今は、インフレの追い風を受け、バリュー株が優位な状況なので、たまたま結果が出ているだけかもしれませんが、安定的に配当を手に入れることができる高配当株投資が自分の性格には合っているようで、今のところ上手くいって含み益も増えています。

 

紆余曲折があって行き着いた高配当株投資という私の投資スタイルですが、いろいろ失敗した結果なので、今後はこのスタイルを継続しようと思っています。

失敗の中で、一つ間違いなく言えることは、知り合いがお勧めしている銘柄を真似して買うとだいたい失敗します。最初は上手くいくことはあるのですが、そこで勝ち逃げすればいいのですが、だいたいその後、欲が出て深追いして失敗するパターンがほとんどです。

 

5年後、10年後にこのブログを読み直す頃には、どんな状況なのか楽しみですが、年間配当を120万円まで増やし、月10万円のお小遣いが手に入る状態になっていたらいいなと思っています。

(今のポートフォリオでは、70万円/年。)

 

終わり

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